2008年1月31日木曜日

EeePCでeeeXUbuntu

昨夜、EeePCを苦心して作り上げたWindowsXPの環境からLinux環境に移行させた。
今になって考えるとかなり思いきったことをしたなと思う。

しかしこれにはわけがあった。
始めはUSBメモリにインストールするつもりだったのだ。
初め、
http://viva-ubuntu.net/?p=712
にもとづき「ライブCDの部屋」さんからisoイメージをDLしてMacでCDRに焼く。
次にそれで外付けドライブからLiveCDブートさせる。
ターゲットをUSBにしてインストールする。
ところがいつも進行60%の所でインストール進行バーが消えてしまう。
リブートしてもUSBメモリから立ち上がらない。
それの繰り返し。

そのうちに、うっかりパーティションを割る時に、Windowsのアプリを入れていたSDカードを壊してしまった。もうやけになって本番SSDにインストールすることにしたのだ。

最初は焦ったが、持ち運び用には工人舎のSH6があるのでWindowsはそれを使えばよい。
後はLinuxでもUbuntuであれば、基本俺の仕事にはターミナルとVIM、OpenOfficeがあれば問題ないので大丈夫。あとふたつだけクリアすれば。EmobileのD02HWとVPN(PPTP)の運用です。

EmobileのD02HWは、
http://blog.bari-ikutsu.com/article/74396443.html
を見てなんとかつなぐことができました。GoodJob!!

PPTPに関しては、
http://ubuntuguide.org/wiki/Ubuntu_dapper_Ja#PPTP.E3.83.88.E3.83.B3.E3.83.8D.E3.83.AB.28VPN.29.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A.E3.81.A8.E9.96.8B.E5.A7.8B.E3.81.AF.E3.81.A9.E3.81.86.E3.81.99.E3.82.8C.E3.81.B0.E3.81.84.E3.81.84.E3.81.A7.E3.81.99.E3.81.8B.3F
基本ここで。
僕はパッケージでPPTPのネットワークパネルアプレットへのプラグインをインストールして対応しました。Ubuntu(というかDebian)のVPNクライアントには三種類あるので気を付ける必要がある。MSのPPTPに対応したものを今回はいれた(Cisoco対応のものとかもある)。

これも無事にインストール・設定できて、なんとか仕事にも支障がなくなりました。

eeeXubuntuの感想ですが、
全体的に入れていてチューンしたXPより軽くサクサク動きます。
特にFirefoxのサクサク度具合は全く違います(同じ機能拡張いれても)。
パッケージ(アプリ)もマネージャ入れ放題。
ただし、あっという間にSSDがいっぱいになるので気を付ける必要がある。

っていうことで、なんで早くUbuntuにしなかったのかと思っております。
Viva Ubuntu

2008年1月27日日曜日

EeePCとEmobile D02HW

最近購入したもの。

まずはEeePC用にイーモバイルの端末をCF型のNXからHWに変更。



CFタイプは工人舎しかつかないので、EeePCとMacでも使えるように。また一応下り7.2Mbsというメリットもある。こいつは端末自体が接続するとCDROMとして認識されて、ユーティっ利ティーやドライバが自動的に立ち上がるインストーラーでインストできるという優れもの。
スピードはそれほどアップした感じはしない。あとUSBケーブルが長すぎ。

こいつを新規契約で買うと、今1万円弱で加入手数料含めて購入できるが、機種変更する場合は3万以上かかってしまう。おまけに現在入っている一年割りとか二年割の解約量として1万円以上は必ずとられてしまう。裏わざとしては、昨年11月以前に入会した契約であれば、一時的に「ある契約コース」に変更できる。既存の回線をこれに変更して、なるはやで月をまたがないうちに解約すると解約料金はかからないらしい。(少しだけかかるのかな?)
後は、新しい回線でDWの方を契約すれば、これが一番安価な乗り換えです。

後は待ちに待ったEeePC(ブラック)が金曜に到着していた。



こいつは安いがちと初心者には本当は使いにくいしろもの。
今までWebや2ch等で情報を集めて、一部工人舎の方でシュミレーションを今までしていた。
まずはいかに少ない4GBのメインドライブのSSDを使いまわすかというXP自体のサイズの軽量化。次にSSDという頻繁な書き込みに弱いドライブを酷使しないための設定。後はXP自体を軽く動かすための各種設定。後はクロックアップと解像度変更。どれも初心者には荷が重い。

しかし以上を行うとかならずEeePCはすばらしく使いやすくなる。
初期のXPの入った状態で約1.4GBの空き。
それがXPのアップデートを行うと一気に800MB位の空きになる。
それが今では2GB以上の空きに保っている。

後はアプリケーションは基本SDHCのDドライブ。
基本のMyDoocument等もDに移す。

あとはRAMディスクを使い、そこにTEMPディレクトリを移して、システムやブラウザ等のさまざまなゴミ書き込みをそこに移す。

クロックアップに関しては、900Mhz解禁させてみたけどそう変わりません。
熱暴走もブルースクリーンも今のところありません。

解像度に関してはEEEPC_RESV1を使う。
視認性を考えると800X600が限度。

こんな感じですかね。

アプリケーションも工人舎に入れてあるアプリから選りすぐって入れています。
なので実用最低限度のアプリで構成されています。
SSDでHDD破壊の心配がないので、毎日持ち歩くPCはこちらにします。
なので会社でプログラミングするのもこれになります。

今の工人舎SHはモバイルのメイン??です。
こちらは新しいソフトウェアをがんがん入れていきます。

思うんですが、あとEeePCが惜しいのは解像度だけですね。
次は8.9Inchって話があるんで、おそらく横幅が1000以上になるでしょう。
今はさすがに1000以上ないと厳しい。

引き続き今週末はプログラミングしながら、こちらの環境つくりに励みます。

2008年1月21日月曜日

関数型プログラミングのエッセンス

自分用のメモ。
自分の使用する言語に概念を導入する。

参照透過性:これ大事。副作用をできるだけ減らす。再代入による状態遷移を防ぐ。


関数はファーストクラスオブジェクトである。
関数とは:ある入力に対してある出力があること。
入力のバリデートと出力のインターフェイスの統一性が大切

関数はファーストクラスであるが故に、
高階関数:関数自体を引数にしたり戻り値にしたりできる。

関数を引数にとる関数:
例:mapやfilter等=>ループの抽象化。ループ制御自体に記述するのでなくそこは抽象化してループの中でデータを処理するロジックの記述自体に注力できる
そのほか、関数を引数うに取るとは処理を引数にとることなので、外部化された処理、その処理に隠蔽化されたデータを今の関数の処理にプラスすることができる。(横への広がり)

関数を戻り値とする関数:
クロージャ:その関数内のローカルデータへの参照を含んだまま関数オブジェクトがいき続ける。
オブジェクトの概念に近似。
(縦への広がり)

カリー化:私にとってはクロージャと一体。複数引数を取る関数を引数一個を取る関数に分解する。
関数を一引数の関数とその処理に分解することは、ひとつひとつの関数のシンプル化に寄与し、デバッグもしやすくなる。

関数はなるべく一個一個をシンプルに。引数は一つ。処理が長すぎる場合は複数の関数に分解する。
横や縦に広げること。

続く

2008年1月20日日曜日

優れているものがニーズがあるとは限らないということ

先回のブログでいまいち消化不良な感じがしたので少し整理。

プログラム言語というツールに優れている、優れていないという基準があるとすると、PHPは他と比べて優れていないと私には言える。Javaもしかりである。たいていは関数型言語やそのエッセンスを取り入れている最近の言語たちと比べて、あの言語たちはあんなことをこんなに簡単にシンプルに書けるのにPHP(Java)はなんでそれができないの?ということが多い。

同じことをやろうとすればPHP(Java)でもできるのだけど、ちょっと似たようにはね。でもそれはあまりにも冗長に記述しなくてはならなかったり難解にならざるを得ない。たとえば高階関数だったり、クロージャであったりという機能がない。それに似たことをしようとすると、非常に複雑になってしまう。たとえばJavaScriptで表現できるクロージャをJavaで表現しようとするとまずはそれ専用のクラスを作らねばなら無い。たとえば、Pythonのlambdaで無名関数をつくるのと、PHPでcreate_function()使って作るのとではどちらがシンプルにわかりやすくかけるだろう。これらは一目瞭然である。

これは言語仕様自体が持つ、ポールグラハム的にいえば「パワー」の違いである。
間違ってもライブラリを使ってできることの数を比べているのでない。
あくまで言語仕様自体の持つパワフルさである。

ではなんでPHPやJavaがこれだけ普及しているかというと、まったくそれは、言語自体のもつパワーの違いに由来していないことがわかる。むしろ特定の領域に向けたライブラリによって簡単にできることがたくさんあるという多機能性故にではないか?PHPなどはコンパイル時に指定するパラメータによってどんどん機能を付け加えていくことができる。そして変な長い名前の関数が知らないうちに増えていって機能が付け加えられることになる。ユーザは与えられた特定領域に適したライブラリを使って問題を簡単に解決することができる。プログラマや開発者が覚えるべきは、どう問題を解くかということやコード自体の価値向上ではなく、それに使えるライブラリがあるかどうか、その使い方が同なのかということだけである。

もちろんライブラリが充実していることってのは現代においてプログラミング言語の実用性に大きく寄与するぶぶんでもある。最近のLL言語、PerlとかPythonとかRubyとかはこういったライブラリの充実度と言語自体のパワーがバランスの取れている言語であるため、最近はひそかにユーザが増えていっているようだ。PHPに不満のある人はもう少しパワーのある言語に移っていくのかもしれない。最近の関数型言語のブーム?もそういった延長線上にあるのではないか。

とにかくPHPのようなはっきりいってライブラリを使う目的だけの言語ってのは、言語にパワーが足りない分、問題解決においてライブラリが既存にあるかどうかって問題は深刻である。逆にライブラリの存在しない分野に関してはまったく歯が立たない。それでもPHPが普及しているのは、ある分野と規模とにぴったりしたライブラリが充実していることだと思う。それはWebのサーバサイド言語でHTMLをレンダリングする目的で使われる、中小規模のシステムに特化していると言うことではないか。逆にPHPを使って高速な物理計算をするとか、並列処理の問題を解いたりするいことや、一般的に言って複雑なロジックを解決しようとかは思わないだろうし、できないであろう。パワーのある言語はそこが違う。そういった領域に適している言語として形を変えることもできるからである。すでに大規模領域のシステムに関しはPHPは今のままだと適さないということもわかってきていて、Zendとしてはここを大きく改善していきたいところだろうが、楽天がPHPからRubyに主力を移したことなどからもわかるとおり、世の中は大きく動き始めている。

私もしがない個人プログラマとして、客を持つ案件のある身としては、いくらHaskellがパワーがあるといってもそれシステムを組むとは客に言うことができない。やっぱり私のような規模だとPHPの案件が多かったりする。こうはどうしようもないことである。プログラマで無い人にいくらHaskellが優れているかと説明してもわかってもらえるわけはないし、それより彼らはそれを理解できる他のプログラマがどれだけ存在するとか、すでにどれだけ現実に実績を持って使われているかということや、それにまつわるコスト面の方が問題なのである。自分でレンタルサーバを借りてHaskellいじろうかと思っても、まずはじめからインストールされていることはないだろう。そこではPerlやPHPならすでにインストールされていてすぐつかえるはず。そういった外的環境の面もある。

これと似た面をもつものとして、WindowsとMacの話がある。
私はMacユーザである。
OSの本質としてUnixペースの基盤を持っているということはMacOSにとっておおきなアドバンテージだと思っているし、かれら(Apple)のもつUIデザインの秀逸さには敬服する人間でもある。
OSのパワーとしては根本的にWindowsよりパワーがあると思っている。
(これに関しては異論反論あることはわかっている。これに関しては詳しくは書かない。)

でも私はWindowsもつかう。
それはある特定の領域の問題を解決したり、特定のサービスを享受しようとする場合に非常に優れた外的コンポーネント(無料のソフトウェアとか)がたくさん存在するからである。
またWindowsを使うユーザはおおいのでおのずからそれらの上でちゃんと動くかを確かめる必要もある。仕事をするのはWindows上がどうしても多くなってしまう。僕好みのちっちゃいノートPCがAppleにないってこともある。

これもその物自体がもつパワーというよりは、ある特定領域に向けた問題の解決に適した外的コンポーネント(ソフトウェアやサービス)がたくさんあるかどうかの方が大切に思われているということの証であろう。

多くの人にとってコンピュータはOSはプログラム言語は、飯を食うための種であったり、そのための単なる道具にしか過ぎないだろう。そのじぶんの狭い領域に対して問題を安全に解決してくれそうなものならなんでもいいのである。ハッカーの価値基準がどうかなんてまったく関係ない。

そういった側面からすると、WindowsはすばらしいしPHPもすばらしいということなのだろう。
こういったところに求められるのは、何度も書いたとおり、自分の特定領域の問題をいかに解決してくれそうな道具をそろえられるかどうかである。なにかAみたいなことをしなきゃいけないんだけど、どうしよう。そうだググッてみるか。あー、あったあった、Windows用のそふと。これこれ、これがあれば解決できる、しかもタダだし。。RSSのパースをしたいんだけど、どうしよう、どこかでRSSのパースを手伝ってくれるライブラリないかな?PEARになったっけ?あったあった、これこれ、これのつかいかたはっと。。あーあったあった、そうかこうつかえばいいんだな、楽勝!!
このプログラマはおそらくRSSの仕様から調べようという気はないだろう。
かれにとってライブラリが無いということはそれができないということを意味するからである。
そうなると、外部にあるフリーソフトやサービス、ライブラリが平均して多く存在するほうが安心できるぷラットフォームになると考えるようになるのだ。

これとプログラム面で言うと、IDEの存在というのもある、便利にいろいろな作業を省いてくれる機能を持っているIDEがあると、実に簡単にコードを書くことができる。プロデューサーとしてのプログラマではなく、コンシューマとしてのプログラマ。最近ふえてきているのだろう。

私にとっても、一人で食っていくということは趣味とは別物の話である。
WindowsやIEを無視できないし、PHPも書かざる得ない。
しかも一人で生産性も挙げないといけないんでIDEも使う必要があるだろう。

そして今日もOSやプログラム言語に毒を吐きながらそれを使い続けていくことになるだろう。

2008年1月19日土曜日

時は来たりて

いよいよ私の身辺のいろいろ変化しております。
詳しくはかけないのですが、もともと独立志向で自分の会社まで作っていましたが、なかなか本格運営にいたらなかったのですが、周りの環境からの圧力によって、独立せざるを得ないようになってきてます。

まあ、根本的に本来目指していた方向に運命が導いてくれていると考えるのがポジティブでしょう。
おそらくここ2年くらいは基礎作りの時期になるのではないでしょうか。つらいですけど、ここをがんばるしかないと思います。

さて、そんなこんなでここ一年間、Python言語を中心に開発してこられて、その他関数型言語(Haskell、Scheme等)の再学習によって非常にためになり得るものが多かった一年でしたが、これからのプロジェクトでまたPHPに触らなくてはならなくなりそうです。

ここ一年で結構Pythonや関数型言語の芸風?が身についてきているので、PHPに戻るということは少し不安を覚えます。もちろん以前はバリバリにPHP4を書いていたし、JavaやC++からオブジェクト指向に入った自分から言えば、今度やるであろうPHP5の拡張された構文もそう問題は無いのですが、いまいち関数型言語的視点から見ると、足りないものが多すぎるのです。

まずは関数が「ファーストクラス・オブジェクト」出ないということが一番の頭痛。
これは高階関数をうまく動かせないということで、特にクロージャがうまく機能させられないことは大問題です。いろいろググッて調べたんですが、やっぱりクロージャが使えないことで不満が書いてあるサイトが海外には結構多いようです。関数を引数に使うことができますが、あくまで関数の「名前」を引数に渡すという形になるようです。同様に関数を返す関数は作れるようですが、クロージャが機能しないんでどうしようもないでしょう。

後は無名関数の問題。
PHPでは匿名関数というみたいですが、一応、匿名関数を作る関数「create_function()」があるみたいですが、これが真の意味での無名関数ではなく、create_function()の戻値はPHPでランダムにつけた関数名が帰ってきます。要は名前という文字列ペースでしか関数を扱えないということです。カリー化もよってできないということですね。

少し救いなのがarray_mapとかarray_filterというおなじみのmap、filter系があるということ。
これがないと僕は話しにならなくなります。元Lisper系なので、プログラムのほとんどをこれで処理してしまいます。

あー、こんなことならいっそJavaScriptの方がいいなー。
サーバサイドでもJavaScriptが使いたいなー。と思い調べてみても、結構これは、という実装が無いようです。Java6ではJavaScriptがもれなくついてくるので、そのうちTomcatの実装でJavaScriptでアプリケーション記述とか出てこないでしょうか。これはもう少しの話だと思っています。
いくつかJavaベースのサーバでRhinoを動かすものがあり、Javaライブラリとの連携もよさそうなのだが
全部JavaScriptで記述できるわけではなく、やはりプレゼンテーション層だけJavaScriptであとのビジネスロジックとモデル部分はJavaBeansでって感じのものが多いです。僕としては複雑な処理にこそ記述力がシンプルで強力なJavaScriptが使いたいんですがね。結局、JavaでやりましょうっていってだましてJavaScriptで実際に記述することはできるかもしれないけど、相手会社にJavaをきちんとできない人が多いんで、結局はJavaのライブラリまで自分で作らなければならなくなるんでは本末転倒だしね。

結局、Python位記述力のある言語でしかもライブラリがそこそこ豊富で単一の言語でWebのMVCを全部記述できるものって探すと、結構数がかぎられてるんですよね。あとはRubyとPerlでしょ。Perlは俺が嫌いだし、Rubyもやってる人が相手方に少ないんで、結局はPHP5でって話に落ち着く。
でもPHP5だとダサい記述しかならない。

そう、PHPを書くときは単に仕事だと割り切るべきでしょう。
そしてなるべく自分の手間のかからない形でプログラムを書いていく。
いっそのことDelphi for PHPでも導入しようかな。。
もともと俺は実利主義だし「ツーラー(Tooler)」なんで、便利なソフト探して楽して仕事できることに、またそういう環境を作ることに最大の快感を覚えるタイプの人間です。そういった意味では本来はそういったコードの記述力なんてものより、それを機械的にソフトやIDEやツールがカバーするといった方向性もあるのでしょう。

Java書き始めた頃も、テキストエディタで書いていましたが、すぐにJbuilderとかつかってた記憶があります。今のJava書きの人たちはEclipseがないと仕事にならんでしょ。C#のひともVisualStudioつかってるでしょ。特にJavaは記述力うんぬんというか、冗長な記述にならざるを得ないんで、こういったプラットフォームで仕事する人はツール使いが必須なわけですな。

2008年1月12日土曜日

EeePCその他つれづれ

いやー、EeePC人気ありますな。
実は昨日の深夜に、「これは買うべきなんだろうか??」とひたすら悩んでいたのですよ。
なにせ結構ネットのニュース界隈では告知されていたために注目度は高いと踏んでいた。
おまけにAdtechとMouseコンピューターの出している2GBメモリバンドルモデルは、本体価格4万9,800円に対して5万800円。これはおいしすぎ~~。

しかし、来週の日本時間水曜あたりにはMacWorldExpoが開催され、例の新型ミニノートorタッチデバイスが出るかもしれないというマコトシヤカなうわさ。
これはタイミングが悪すぎー。

とか悩んでいるうちにEeePCの受付は昨日の11時位から始まり、仕事で忙殺されて家についてアクセスしてみたらAdtechもMouseも2GBメモリバンドルモデルはすでに売り切れ状態。Adtechには通常モデルだけはあるようだったが、Mouseのやつはすでに売り切れていた。

やっぱ人気あるんだねー。このPCってスペックを考えるとかなりPC上級者じゃないと有効に使いこなせないスペックなんじゃないかね。一見初心者向きなのですが、なんと言っても内蔵ドライブが4GBSSDなので、その中で初期のXP等の領域で1GBくらいは使用されているから、残り3GB弱。まずは、自分に最低限必要なソフトを見切る力が必要。それと同時に4GBのSDHCがついてくるみたいなので、そこを何に退避させるかとか。あと800X600の解像度でどう運用するかとか。結構、厳しいデバイスなんだと思うんですよ。それでもこんなスペックを買う人は、よっぽどPC慣れしていてガジェット好きな人間なんだと思うんです。初心者がうっかり安いからって買っちゃうと火傷しちゃうよ、もう。

俺の場合、昨年購入した工人舎のSH6が一時使わなくなったブランクを経て、最近XP化してフル活用してます。それと、結構スペック的にバッティングするんですねー。ちょうど同じサイズの大きさで、重量も900g台とほぼ同じ(EeePCの方が少し軽い)。ディスプレイも7Inchで同じ(ただしEeePCのほうは解像度が最高800X600のWVGAなんで携帯に毛の生えた程度)。
ちょっとまとめてみましょうか。

工人舎SH6の方の優れた点(今の自分にとって)
・解像度が1240X600でこちらのほうが解像度が高い
・HDDが100GBとEeePCと比べ圧倒的
・キーボードがパンタグラフ式で結構打ちやすい(個人的には)
・ワンセグ視聴可能
・BlueTooth内臓
・一応タッチスクリーン(VistaHomeのままの人はタブレット化して使える)
・ついているWebカメラが130万画素(EeePCは30万画素)
・スロットがCFとメモステにも対応(EeePCはSD,MMCのみ)
ということでこちらは私の持ち歩き用メイン機となってます。プログラム(仕事)もこれで。

EeePCのほうが優れている点
・安い(工人舎SH6より)
・CPUが900MhzらしくSH6より早そう
・ドライブがSSD=静粛性、HDDよりデータ飛んじゃうが少ない、省電力、起動が早い、新しい!!
・USBスロットが3個(SH6は2個)
・重量が73g軽い
・4GBSDHCがついてくるらしい(巷で買っても3~4千円だそうだが)
・はじめから非力なCPUに見合ったXPが入ってる。
このくらい。

同等なレベル
・無線LAN内臓
・大きさ
・バッテリー持続時間(3~3.5時間)

う~~ん、こうやって見るとやっぱPCとしては冷静に工人舎SH6のほうが上ですね~~。
あえてバッティングしている領域ならあまりEeePCにメリットは無いかも。
でもなんか引かれるところがあるんだよね。
そう、やっぱりドライブがSSDだってところかな。体験してみたいってこととか。
あと安さだよねー。携帯にちょっと上乗せした価格くらいしかかからないし。

しかし、SSDでよく使うアプリを厳選してインストールして、あまり稼動しないorデータはSDHCに移動するんだろね。これって何かに似てるなって思ったら、そう、携帯電話にそっくりじゃないですか。
内臓のシリコンメモリがあって、一応そこもストレージやアプリを入れる場所として使えるんだけど、それだけでは足りないから、データ領域はSDで拡張ってパターン。そう、EeePCってなんとなく家電の領域の匂いをさせるハードなんだよね。PCなんだけど、もうちょっと携帯並に乱暴に扱っても大丈夫みたいな。そこがガジェット好きの心を拾うんだよね

俺はなんでこういうものがすきなんだろう。そう昔から。NECのPC98HAって超小型PCも持っていたよ。
DOSで動くやつ。Librettoも持っていたし。今の工人舎も2代目だし。電子手帳系とかPalmとかも持ってたし。そう、よくことわざで「大は小を兼ねる」って言うけど、俺の中にはいつも「小は大を兼ねる」って論理があって、軽くて持ち運びのできる小型端末で何でも済ませてしまうってのが大好きなんです。それは昔は小型端末は非力で、さすがに大を兼ねることはできなかったけど、一歩一歩小型デバイスは大の領域まで達し始めた。工人舎なんかはその象徴なんだよね。本当に音楽聞く(Napster)のも、YouTube見るのも、ブラウジング、Office、仕事のプログラミングまで、今これ一台でやってるもん。音声で文章入力もやってるぞ。あと、音声で2chのスレ読み上げとか(爆)。これで本当は十分だけど、EeePCはそれを一歩進めたフォルムを持っていると思うんだ。やっぱりHDDは偉大だと思う、すごいと思うけど、持ち歩くにはやっぱ不安がある。それを解消するのはSSDだとおもう。これで本当に安心して持ち運べるPCができると思うんです。そういう意味で、瑣末な部分としては工人舎SH6に劣るEeePCだけどコンセプト的には一歩進んでいるという、そういう意味でたまらなくほしいんですねー。

もちろん来週のAppleの発表はこれを吹き飛ばすようなタッチインターフェイスとシリコンディスクを積んだもっとぶっとんだデバイスを出してくるかもしれない。それをみればまたほしくなるでしょう。でも、間違いなく言えるのはEeePCよりは高いということ。今の混迷した先行きではなかなか高いものに投資しずらいな。

そういう意味で、来週のAppleの発表をまってから納得した上で判断しようか、それともその間に売り切れてしまわないかEeePCよ、そういう迷いがあります。まあ、ネットで見るとヨドバシだとかビックだとか九十九でんきだとか、そうそうたる販売店にて扱っているようだから、そんなにすぐに完売してしまうとも思わないが、やっぱこういう時って心配なんだよね。

あと物欲としては、今、EMobileでCFタイプのNetIndexのやつを使っているんだけど、これをD02HWに機種変(?)したい。これにすると下り7Mの恩恵にあづかれるし、USBタイプなので工人舎にでも家のMacBookProにでも、もしかすると買うかもしれなEeePCに持つかえる。お得なのです。これも人気あるみたいでEモバのオンラインショップでも1月下旬の出荷ということなので、早めに頼んどかないと。。

俺的には、工人舎SH6 or EeePC+EMobile+外付けHDDという形で簡潔させたい。
いまやHDD500GBが一万円割るとかSDも4GBが数千円という時代なので、ディスクは外付けでもいいのでリッチに使いたいわね。

とか、楽しい悩みを抱きながら今週末を過ごしたいと思います。

最後に面白いサービスを。
http://3gp.fm/
.mp3、.m4aをサイトにアップすると携帯電話用の3gpに変換してくれるみたい。
そしてそれを携帯からDLするQRコードを生成してくれるので、携帯でそこにアクセスしてDLして聞けるという。

SONYまでもが米AmazonでDRMフリーなMP3を配信する時代。
うまくMP3をゲットして携帯で通勤時に視聴なんていいんじゃないですかね。
携帯のMicroSDもかなり大容量廉価になっているんで。

2008年1月8日火曜日

初出勤

今日も堂々の午後出勤。

何とか初出勤してきました。

BlueMonday症候群で家を出る前に体調不良になったのは言うまでもありません。

しかしこんな生活でほんとにいいの?って、仕事はちゃんとしてるからねー。

今日は細かいバグを修正して軽く終了。

後は先週から引き続きサブノートの環境整備。

今日はVirtuaWin(仮想デスクトップ)入れました。MacつかっててSpacesが便利だったのでその代わりにWindowsにも。これを入れると開発効率が違います。

後は本番サーバのVIMを7にアップグレードしてipythonをインストール。本番環境への動的開発追加のための準備完了。

明日からは店舗登録システムの構築。

今日みたいに今週は早く帰れるといいな。