なんせ集中力のあがるのは一日の中でわずかな時間。
しかも、何かのブログに書いてあったが、本当の集中状態に入るまでには無音で準備する15分の時間が必要とのこと。そこから集中状態に入るが実際集中はそう続かない。
集中した時間に以下に無駄な事をしないで仕事のコアを進められるかである。
ということで、現実逃避のためにOperaをEeePCのXubuntuに入れてみた。
といっても簡単で、OperaのサイトからUbuntuのバージョンにあったdebを落としていれるだけ。
あとは日本語ロケールファイルをDLして、どこか(俺は$HOME/.opera/)に保存して、設定パネルからそれを指定するだけでメニューの日本語化はOK
問題はデフォルトのフォント指定はむごいのでIPAフォント一式に指定しなければならない。
設定パネルのWebページタブの通常のフォントと等幅フォントの指定をまずは変えないといけないが、フォント選択ダイアログの中でIPAフォント系は文字化けしているのでちょっと戸惑ってしまう。これは昔はIPAPGothicとか指定していたのがIPA P ゴシックとかの日本語名に変わったためである。
これは、フォントの並び順から、
- IPA Gothic(等幅)
- IPA P Gothic(プロポーショナル)
- IPA 明朝
それぞれを指定してあげればOK。
あとは詳細設定タブのフォントで、各種フォントの設定があるので、適宜指定してやる。
Web系の人なら知っていると思うが、セリフは明朝でサンセリフはゴシックを指定してやればいいと思う。モノスペースは等幅、それ以外のファンタジーとかがゴシックでいいだろう。
で、使用感であるが、
やはり軽い感じである。Firefoxよりも。
EeePCの場合、Forefox3と同様に、ページのズーム(解像度)を変える事ができるので、横幅の狭いEeePCの場合は、- キーで縮小表示してやるとうまく全体が入ってくるので便利。
ただしフォントが小さくなるので、結構よみずらくはなるけれど。
常用出来るかに関しては、まだ使い込んで見ないとダメだろうけど、おそらく他のOSと同じように対応できないサービスやサイトがいくつか出てくると思う。
これってどうにかならないのかね。常にForefoxが基準で新しいWebサービスは作られていて、現状だとFirefoxを使っている方が安全である。
いろいろOperaのよさを語るものを見たりするのだが、いまいちポイントが明確でない。
微妙なスタンスのブラウザなのだ。
俺がブラウザ病なのは、今後PC以外のインターネットに接続するデバイス(含む家電)の中でPCでは圧倒的なIEの影は見えず、むしろSafariやAndriod等を筆頭にするLinux由来のWebkit系とかOperaの存在感が圧倒的だからである。最近のニュースではFirefox等のGekko系もスモールデバイス版を開発し始めているらしい。そういった意味では、次世代のPC以外の巨大な領域をせしめるデフォルトブラウザはまだはっきりしなくて、群雄割拠の時代であるといえるからである。今のところPCでは占有率の低いOperaの方が一歩抜きん出ている所があるが、GoogleやAppleの使うWebkit勢もまだいつでもOperaをひっくりかえす事ができる。WebkitはオープンソースなのがGekkoとならんで有理な点であろう。そういった意味ではOperaがどういう戦略をとるかによって、まだまだわからないといったかんじである。(そういえば、AdobeのAIRもWebkitベースのものをつかっているんだよな。Webkit強し、だな)
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