2008年6月20日金曜日

Sproutcoreに関して

Cocoa for Railsともいわれ、Appleが今回のMobileMeを実現するにあたって、webアプリを限りなくデスクトップアプリに近づける為に使われたという、HTMLのUIフレームワークを調べてみました。

これのインパクトの方が大きすぎてiPhoneネイティブアプリ開発よりは優先になってしまいました。

で、UIの方はかなりMac風ではあります。
全く同じということではありませんが、雰囲気は似ています。

で、これを開発するときは、基本的にRubyを使って開発します。
その開発の仕方はRailsに似ていて、Railsを触っている人であれば理解しやすいと思います。

そして出来上がったMVCをRubyでコンパイルして最後にPureなHTML、CSS、JavaScriptを生成するようです。

バックエンドとの連携は通常のXHRなので、バックエンドは何でも良いそうなのですが、やはりRuby on Railsとの相性が良さそうです。(フォーラムではJava等のバックエンドの人が使いにくいって文句を言ってましたが。。)

これは、きちんとしたUIパーツのあるフレームワークなので、Cocoa風のUI部品で統一したアプリケーションを作りたい場合はこれは非常におすすめです。しかし、作者も語っている通り、通常のサイトに効果や風味を加える為に使うというのは難しそうで、それならば、通常のPrototypeとかをすすめるよ、とのことです。

ほんとにネイティブUIのアプリ(メーラーとか)そういう物を作るときにはいいのでしょう。
デザインとか不要に悩むより、コンポーネントが解決してくれます。

ただしカスタマイズして使ったり、一部だけ使うってのは難しそうなので、使う目的は限定されるでしょう。

ということで、やはり、自分の仕事の枠だとJquery+アルファで自由度が高いのが良さげです。

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