2008年7月21日月曜日

アプリケーションやプログラミングの民主化

インターネットの発達でかなりアプリ開発等の敷居は低くなったと思う。

Perl CGIの普及はかなりノンプログラマーがプログラミングに入る敷居を下げたと思うし、PHPはそれ以上に下げた。今やRuby on Railsの普及で、今やまともなWebのMVC構築がかなり低い敷居で導入できるようになった。もうRailsに乗っていればWebのいわゆるDBと連携した一連のサービスを、割とメンテのし易い形で、しかも他の開発者と共通言語でコミュニケーションをしながら作り上げていくことができる。

それ以上に今僕を注目させているのは、JavaScriptによるユーザスクリプトなどの一般コンシューマによるサービスの改変や改善が起こっているということだ。

これが圧倒的に一般の人がプログラミングやサービスに参与する事の敷居を大幅に下げていると思う。
すごく面白く楽しそうな現象だ。

やはりサーバサイトはサーバの準備とかUnixの基本を知ったりとか一般の人がかるーく参入するには最初の壁が若干厚い。僕とて10年以上やっているから今では自然なものの、それでもそれは仕事である。一般の仕事で無い人が、ちょっとした興味で始めるには荷が重い。

ところがクライアントサイトに関しては、最新のブラウザとテキストエディタがあればすぐに始める事ができるし、結果もすぐ見る事ができるのだ。

始めようと言う動機も、アプリを作りたい、見たいな大げさな物でなく、既存のサービスの使い勝手の不便さの解消であったり、マッシュアップで合ったりする。

そういった本当にカジュアルな動機による一般のコンシューマのプリグラミング参与。
参加する人が多ければ多いほど、障壁が低ければ低いほど、すごく面白い物が出てくるのではと思う。

iPhoneの発展もそういった事が駆動力になって進んでほしいと思っている。
Objective-Cによる開発も良いけど、もっとsafariに注目してほしいし、safariを強力なプラットホームに仕立ててほしい。safariからiPhoneの優れたハードウェア機能を簡単に使えるように公開してほしい。

そういった視点では、まだPCの方が上手である。
firefoxというプラットホームをみてると本当にそう思う。
iPhoneも負けないようにしていってほしい。

(Firefoxがwindows mobileに乗って、それが本当にiPhoneのsafariよりすばらしかったら、僕は迷う事無くそちらのプラットホームに移行するだろう。)

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