2008年6月18日水曜日

iPhoneアプリと商売

iPhone熱が一段落落ち着き冷静に色々考えることができるようになってきた。
SDKもはいり、開発する氣十分で少しずつ時間をとってるが、他の仕事もあるのでそう自由にはいかない。

さて、iPhoneアプリはほとんど無料であるという記事が入っていた。

iPhoneアプリは約7割が無料になりそう

売られるアプリもApple分を乗っけてもせいぜい500円位ではないかともこと。

日本の携帯の課金の感覚を考えるといい感じかなーとは思います。

ただ、この金額だと、携帯のアプリ開発をやっていた経験からいうと、結構開発側としては辛いなー、当価格ですね。個人事業主としてなら、なんとか食っていく可能性もあるかもしれませんが、企業としてこれに懸けることはむずかしいですね。おそらく矢継ぎ早にアプリをどんどんリリースしないと結構会社的には難しいんじゃないですかね。

月に100本売れて5万円。60カ国で売れたとして月300万円。
また60カ国に万全と売れだすのは来年以降。
やっぱり規模的にはかつての携帯のゲームマーケットよりしょぼいんじゃないでしょうか。
冷静にみると。

その割にJavaと比べてObjectiveCの開発はどうでしょうか?
おそらく感じとしては、既にCでゲームのソースやアプリのソースを持っている会社は、移植は簡単でしょうね。なんで、資産を持っている会社の方が有利でしょう。そうじゃなくって、一から、ゲームを起こしてiPhone向けに出していこうとなると、結構、Javaアプリの時以上に難しいことになるのでは無いかと思います。

あと、ゲームと各種定番必須ソフトウェア以外はお金取るのは難しいでしょうね。
簡単なアプリは無料で他の会社が出すでしょうから。

ま、最初はiPhoneもやるよ、っていうスタンスでしょうね、みんな。
ただ、まだそれに全部を懸けられるだけの物はないと思います。

すべてはiPhone普及とAppStoreの動向にかかってきているものと思いますがまずは様子見でしょうね。
みんなどのくらいのレベルをいくらで提供してくるのか。
AppStoreでアプリを頻繁に購入するであろう(僕みたいな変な)人はどのくらいいるか。
(でも多分ゲームは買わないな)

あと、最近僕の周りでも色々iPhoneのアイディアを聞くことがあるんですが、みんな思うんですが、ちょっと仕掛けやアイディアが複雑すぎ。多分、ipod touchの使い勝手とか使い込んでみないとわからないんだろうな。Appleのネイティブアプリもかなりシンプルですから。

あと、UIは指で操作するということを意識しないとね。
かなり想像以上にシンプルにして各UIパーツの大きさを大きく取らないと、指で押せません、というか誤操作します。

もしかすると、商売のやり方は単純にアプリを売るというモデルにならないかもしれませんねー。

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