2008年6月1日日曜日

プラットホームとしてのウェブということ

案外、ネットに関わる人たちの間でもあんまり実感できてないことの一つだと思う。

僕らは既にあるwebのプラットホームの上に新しいアプリケーションを築けばよくって、なにもかんにも、一から構築する必要はないんだということ、案外理解されていないと思う。

逆に一からすべてを構築することは、既にいままで蓄積されてきたwebというプラットホームの恩恵を受けることができずに、面白みの無いアプリケーションの構築につながる可能性が高い。

まずはデータということ。
それをどこから集めるの?ってこと。そういういつもまとわりつく問題点。
これひとつとってもwebプロットホームの既にある豊富な資産という視点が見えないサービス企画は多い。そういうサービスに限って、そのコンテンツがwebというプラットホームになんにも(データという形で)還元しないという負の連鎖を持っていると思う。

私(私のサイト)だけで完結するより、外部とつながった方がもっと面白くなれるから、周りに対してはオープンでいてほしい。外部にオープンでいてほしいがゆえに自分のデータもオープンにするという姿勢。
この連鎖がwebというプラットホームをより面白くしていくのだと思う。

だから、既にあるwebアプリケーションやサービスに付随したサービスを作ることに後ろめたさを感じるよりは、より積極的にそっちの方に出て行くべきだ。

googleを近年まれに見るプラットホームだと認識するだけで、かなりかわった観点でサービスを作ることができるんだけどね。


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